ビワハヤヒデは4歳馬
54回目の菊花賞を見事制したのはビワハヤヒデという実力馬です。このレース馬は過去の実績から見ても、圧倒的に高確率で馬券に絡む活躍を見せています。3冠を達成しているナリタブライアンと血を分けた兄弟であり、2011 エリザベス女王杯予想ファンからは兄弟対決を期待されていました。しかしこの兄弟対決は夢物語となり、秋の天皇賞での故障をきっかけに、残念ながらレース界を退いてしまいました。ビワハヤヒデは4歳馬当時、GIレースにおいて2着に飛び込むことが多かったですが、翌年になって完全体に進化し、マイルチャンピオンシップ予想最強馬としての地位を手に入れました。当時3強馬の一頭として、クラシック戦線においてその走りに更に磨きをかけ、朝日杯で2着、クラシックの皐月賞でも2着、ダービーでも2着という惜しい結果で、銀冠王者と呼称されそうな名馬となっています。しかしどのレースも3強が入り混じっていたレースなので、この結果は仕方ないといわざるを得ません。銀冠を集めに集めまくっていたビワハヤヒデでしたが、菊花賞では他の2強を完封で押さえ込んで見事に銀冠から脱して金冠を掴み取りました。そして念願のGIタイトルを獲得し、最強馬としてまた一歩階段を上っていきました。このレース馬の時代が遂にやってきたと思ったはずでしょう。しかし有馬記念では最上位人気に推されるも、トウカイテイオーの復活の足場にされ、競り合いで敗れてしまいました。ですが更に実力を増してきたビワハヤヒデは、引退までの10ヶ月間は最強馬としてあり続けました。
そしてまさに時はビワハヤヒデ時代となったのです。